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2003年の夏、父の肺に「ガン」が見つかりました。
幸い、初期で発見する事ができたので、手術も無事成功し、今の所、再発することなく生活していますが、
当時の精神的なストレスは、とても大きいものだったと思います。

「ガン」の手術をしてから約10年経ち、一番最初に、父の認知症に気づいたのは義妹でした。
義妹は、去年の秋頃から、
『最近、お義父さん物忘れ激しくなったなぁ』と言っていたのですが、
昔からの父を知っている私と弟は、『元々、忘れっぽい方やしなぁ・・・』と
あまり深く考えていませんでした。
その頃から、だんだんと父と弟のささいなケンカが増えてきて、私も弟も『以前と比べると怒りっぽくなったな』と思うようになってきたのですが、「ガン」という大きな病気を克服し、多少性格がワガママになったのかなっと思っていました。

そして今年、父のかかりつけの大学病院に「物忘れ外来」という科がある事を知り、それならついでに一度、診てもらったらどうかと父に勧めました。
その時はまだ、”もしかしたら何かの病気かもしれない”という疑いは誰も持っておらず、”診察を受けて異常がなければ安心できる”という気持ちでした。
なので、初めて物忘れ外来を受診する際も、父一人で行きました。
認知症は進行して欲しくないなぁ。