人間がどんなに利口になっても、自然から離れては生きられません。自然が育むものを通して、人間は難病から救い出されるのです。
私も結核で死にかかった時、栄養をとらなくてはいけないと勘違いして間違った食生活をし、血液を汚して腎臓に迷惑をかけました。動物性タンパク質が体力をつけると思い込み、肉やバターを努めてとり、食欲がない時は消化剤を飲むことまでして無理に詰め込んでいました。そしてストレプトマイシンとパス(パラアミノサリチル酸)に頼り、その結果、腎臓は疲労して血尿を出すようになりました。

動物性タンパク質の過剰摂取や薬品の不自然さに体は同化できず、これらが異物となったために血液を汚して腎臓がダウンして死にかけたのです。動物タンパクのとり過ぎは怖い。こうした事態に肺も苦しみました。本当にすまないことだったと、今は詫びる思いです。
間違いに気づいてから、玄米菜食(206頁参照)を志し、少食にしてひと口百回以上よく噛んで食べるようにしました。野草や薬草にも助けてもらい、医学ではお手あげの病から救い出されたのです。今、元気にとび歩けるのも、温かい自然の親切のおかげなのです。
肝臓は前にも述べたように、活動のエネルギーを供給し、胆汁を作り出し、すごい勢いで解毒する力強いお父さんの役目をしています。その後、始末をコッコッとするのが腎臓です。いわばお母ざんのようなものです。夫婦一体となって働く家は明るく清らかで、心も安らぎます。

逆なら暗く精神的にもイライラして、争いと不幸の種になります。家庭内暴力や通り魔などの犯罪も、心の汚れとともに食の乱れの結果であり、すなわち肝、腎の汚れの結果でもあることを忘れてはいけないのです。
また、最近は性差のあいまいな男女も多くなってきたようです。これも食べものが正しくないと、血液や体液の流れが悪くなり、酸性化し、それとともにホルモンのバランスが全体にくずれ、本来の自然な働きを欠くことになるからです。

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