2016年10月

食生活の改善で骨も体も強く丈夫に

子どもの骨が弱くなり、骨折しやすくなっているといわれます。原因は食生活です。
肉が好きで魚が嫌い、野菜を食べない、間食をよくして食事は不規則、という。
この調査が何を物語っているかといえば、家庭生活の乱れです。食事が不規則になる生活環境や間食に制限をつけない家庭内のしつけのあり方が指摘されます。親の生き方、考え方、心のあり方が問題なのです。勤めていて忙しいからと、手抜きして加工食品やコンビニ弁当などで食事をすませていたら、丈夫な骨も体もできるはずがありません。
この骨の弱さは性格にまで影響します。神経がピリピリして、イライラしやすい、落ち着きがなくて気が散りやすい、集中力がない、こうしたケースの子どものほとんどは、真っ直ぐに背骨が伸びずに歪みがあり、ひどい場合は湾曲している場合があります。
このような骨になると筋肉を使う労働を極端に嫌い、怠惰になっていきます。子どもだけに限らず、大人でも食べもののバランスがくずれると同様の結果になります。
全身の骨格は内臓の容れものです。骨の強さが力になって健康な体を支えます。こゆがとに骨盤は要です。骨盤が歪むと背骨から頭までが歪んできます。頭から全身に神経をつないでいるのは背骨です。だから、骨格が弱いと、神経や内臓の働きを支えきれなくて圧迫してしまうのです。

続きを読む

ぼうこう

勝耽は一二層の平滑筋でできています。排尿筋ともいいますが、自由に使命を果たすために三層になっています。内と外層は縦走で内層は輪状に走ります。縦横無尽に用を果たせるようにとの自然の思いやりです。
また勝耽から尿道に移るところに二種の括約筋があります。これは内尿道括約筋(平滑筋)と外尿道括約筋(横紋筋)で、内と外で調和し助け合って用を果たします。
勝耽から大脳に尿意が伝えられると、括約筋の収縮が強まります。そして排尿の準備ができると、この括約筋の収縮が解除され、排尿筋が働いて排尿となります。これは見事な自然の働きで人間の力ではありません。神経のコントロールタワーの働きで、宇宙からの働きかけです。
ただし、睡眠中は勝耽が弛緩し、大脳も休むので尿は大量にたまります。普通はそれで止まっていますが、勝耽炎や精神的緊張、不安などがあると勝耽壁が緊張して、わずかでも尿意をもよおすことになります。
眠っていて、目が覚めないでそのまま寝小便をするのは、尿意が大脳に伝わらないからです。神経の働きが鈍っているのです。

続きを読む

肝臓は血液循環の調節

肝臓は血液循環の調節をしていますが、この調節がうまくいかなくなると、心臓に故障が生じるのです。少し走っても心臓がドキドキしたり、息切れしたりするのは、ひとつにはこの血液の配分がうまくいっていないからです。
これは心臓に問題があるのではなく、肝臓が問題だということです。つまり、食事の不摂生から肝臓が悪くなると、心臓にも影響します。
現代医学の分析的な考え方からすると関係ないのですが、自然療法の考え方によると、食べものが肝臓を通して心臓を支配しているのです。体は上から下までつながっています。
このように考えると、血液を全身に回すのも心臓だけの働きではなく、血液を配分する肝臓の力も大きいということがおわかりいただけたと思います。
もっと大事なことは、肝臓と心とがつながっていることです。自律神経は自然の力で内臓を動かしています。自律神経は心がふさがってブレーキをかけると、詰まって動かなくなってしまうのです。心と肝臓は直結していて、喜怒哀楽をそのまま受けてしまうというわけです。
とても喜んでいる時、肝臓はよく働き、悲しみの時は肝臓もダウンします。食欲もなくなり、陰気になって考え方も暗くなるのです。そして怒りっぽくなり、むやみに悲観したりします。
子どもなら、甘いお菓子をとり過ぎると、カンの虫で親をてこずらせ、泣き虫、怒り虫になります。これも肝臓が悪くなるような食べものを食べているからです。肝が据わるということも肝臓の強さを表現していて、人間の中味(生き方、考え方)にもつながります。肝臓は体の要なのですから、心臓を患った時は、心臓だけを考えるのではなく、まず肝臓の疲労をとって回復させることが重要なのです。そのため、食を正し、外から肝臓を温める手当てが大切です。
ギャラリー